2009.01.30 Friday

電通、cciを完全子会社化へ

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    テレビが衰退しても電通は強いなぁと痛感したニュース。


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    電通は1月30日、連結子会社であるサイバー・コミュニケーションズ(cci)の全株式を公開買付けで取得することを発表した。電通は現在、cciの普通株式24万4800株(47.49%)を保有している。

     この発表を受け、東京証券取引所はcci株の売買を一時停止。再開後も買い気配となり、売買が成立しなかった。

     電通は現在、インターネットを中心とするデジタル事業領域を成長の機軸に据えている。cciを完全子会社化することで、同分野におけるグループの体制再編を推し進めていく。

     cciは1996年に電通とソフトバンクの合弁により設立され、インターネットメディアと広告主を結びつけるメディアレップ事業を展開してきた。電通の完全子会社となることで、今後はインターネット広告に関するあらゆるサービスをワンストップで提供していく方針だ。
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    テレビ産業の広告モデルが衰退してきても、新聞、ラジオと広告媒体を超えて拡大してきた天下の電通のモデルは、ネットメディア時代が本格化してきても崩れないというところだろうか。うーむ、ビジネスモデルの発展形態として学ぶべきものは多いと思った。
    2008.08.12 Tuesday

    刑事コロンボって素晴らしい

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      刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX
      刑事コロンボ 完全版 コンプリートDVD-BOX
      ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン


      実家に帰って、のんびりしながら母のコレクションである刑事コロンボコンプリートDVDをいくつかピックアップして鑑賞しているが、古き良きアメリカの映像産業の力を感じられて素晴らしい。

      ドラマシリーズという形式でありながら、一話70分〜100分くらいまであり、映画並みのボリュームをもっている。ドラマの内容からも60年代くらいのアメリカの元気のよさが感じられ小気味よい。

      長尺でありながら視聴者を飽きさせないのは、そのよく練り込まれたストーリーだけではなくパターン化されたフォーマットの安心感もある。

      明らかに意図的にちりばめられた伏線がどのように繋がっているのかと頭の中を整理しつつ物語にのめり込み、その頭を混乱させない程度のスピードでロジカルに物語が進行して行く。

      そしてピーターフォーク演じるコロンボが、そのドタ靴姿からはかけ離れた鋭い推理力で事件を解決して行く。いつも左手で頭をかきながら右手には葉巻があり、インタビューをしては帰り様に「もう一つだけ」と質問を加えて行く。明らかにホシのめどはついているのに、とぼけて100%の確証をつかむまで容疑者を泳がせておく。

      最後にはぐうの音もでないほどの証拠を、犯人自ら露呈してしまい観念するところが日本の勧善懲悪ドラマのようにスパットしていて気持ちがよい。

      展開や舞台や内容は全然違うが、大ヒットした連続ドラマのフォーマットとしては、「暴れん坊将軍」と本質は同じなのだと思う。

      とぼけた主人公が様々な問題にたいし、動かぬ証拠をすべてそろえた上で、物語の最後に断罪する。スカッとしていて見ている人々に最後の安心感を与えるところなどそっくりである。

      日米の新旧大ヒットドラマシリーズに共通点を見いだしたような気がして面白かった。
      2008.07.24 Thursday

      TOTOの「Africa」がカバーでまたヒット。

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        カールウルフという国際色豊かな美男子がかの有名なTOTOの「Africa」をカバーしていることをauラジオで聞き、すぐに気に入ったのでLismoで購入。またCDだとこういった商品も出ているらしい。

        カール・ウルフ
        カール・ウルフ
        カール・ウルフ,カルチャー


        おそらく小学生の頃に初めて聞いたのだろうが、歌詞をよく把握していなかったので検索してみた。

        ■英語歌詞

        I hear the drums echoing tonight
        But she hears only whispers of some quiet conversation
        She's coming in twelve-thirty flight
        Her moonlit wings reflect the stars that guide me towards salvation
        I stopped an old man along the way
        Hoping to find some old forgotten words or ancient melodies
        He turned to me as if to say: "Hurry boy, it's waiting there for you"

        [Chorus:]
        It's gonna take a lot to drag me away from you
        There's nothing that a hundred men or more could ever do
        I bless the rains down in Africa
        Gonna take some time to do the things we never had

        The wild dogs cry out in the night
        As they grow restless longing for some solitary company
        I know that I must do what's right
        Sure as Kilimanjaro rises like Olympus above the Serengeti
        I seek to cure what's deep inside, frightened of this thing that I've become

        [Repeat chorus]

        [Instrumental break]

        Hurry boy, she's waiting there for you

        [Repeat chorus]

        ■和訳

        夜にこだまする太鼓の音が聞こえる
        彼女がかすかに囁きかける声が聞こえるみたいだ
        彼女は12時半の便でやってくる
        月に照らされた翼に映る星が僕を導いてくれる
        僕は道で逢った老人に話しかけた
        長い間忘れ去られた太古の調べを見つけたくて...
        振り向いた彼の顔はこう言ってるようだった
        「急げ、若者よ、それは向こうでお前を待っている」

        君から僕を簡単に引き離すことなどできるものか
        たとえ100人以上の男が掛かってもできはしない
        僕はアフリカに降る雨をたたえよう
        君のために、僕らが新しいことをやるには
        まだしばらくかかる

        夜に吠える犬の声
        彼らも休みなく孤独な仲間を探し続けているのか
        僕は正しいと思う事をやらなきゃならない
        悲しきケニアの空に一人立つキリマンジャロのように
        心の奥底の傷をいやしたいのさ
        自分がどう変わったかをおそれながら

        「急げ、若者よ、彼女はあそこでお前を待っている」

        ( 対訳 武内邦愛 )

        うーむ、すばらしい。

        YouTubeではTOTOのオリジナルのミュージックビデオみたいなものやライブ映像、カールウルフのPV、またSecond LifeのようなCGポリゴンで作ったアニメ動画まであって「Africa」の人気ぶりは現在でも健在のようだ。こういう歌や映像は非常にいい気分にさせてくれる。
        2008.07.11 Friday

        残念ながら、入手できず・・・

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          残念ながら、初日での入手は社会人であるがゆえに不可能でした。

          こっそり予約してくれていた店舗からも何の連絡もなし。

          さすがに表参道で深夜3時に締め切りとか、有楽町ビックカメラでも朝10時ぐらいで行列終了とか、あったのは地方の店舗と郊外のヤマダ電機だったそうで、次回入荷待ちになりそう。

          昼休み少し前に近くの有楽町ビッグに行って、孫さんと上戸彩をイベントにて見かけた。あっという間だったが報道陣の多さに(ノ゜゜)ノびっくり!!。



          世の中には冷ややかな反応も多いのに、なんでこんなに需給ギャップが発生してしまっているのか残念。

          最新情報でこんな画像も↓

          2008.05.13 Tuesday

          サイクロンと大地震と痴話喧嘩殺人と

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            ここ数日続けて自然災害が起きている。

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            中国の四川省で十二日起きた大規模な地震で、中国国営の新華社は十三日、死者数が四川省だけで約一万人に上ったと伝えた。中国メディアは「一九七六年に河北省で発生し、約二十四万人の死者を出した唐山地震以来、最悪の被害」と報道。被害はさらに拡大する見通しで、中国政府は全力を挙げて被災地の救援活動に当たっている。(2008年5月13日日経新聞夕刊)
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            今朝のテレビで知ったのだが、32年前の中国の大地震では24万人もの死者を出していたらしい。阪神淡路大震災の被害が死者6千5百名あまりで戦後最大だと聞いていたが、桁違いの被害である。そして今回の地震も1万人を超す死者を出しているとのこと。オリンピックを控えつつもチベット問題で聖火リレーなどの小競り合いが続いていた中国がどのような災害救助、国際援助の協力を求めるかに注目したい。無力な自分は、国境なき医師団への寄付でも行おうと思う。

            しかし、この地震よりもミヤンマーでのサイクロンの被害の方が甚大となっているらしい。

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            ミャンマー国営メディアは十二日夜、サイクロンによる死者が三万一千九百三十八人に、行方不明が二万九千七百七十人となったと伝えた。死者・不明が約三十二万人と推計していた国連人道問題調整事務所は同日、死者・不明は最大で十万人程度と修正した。 (2008年5月13日朝刊)
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            死者が3万人を越すとはものすごいことである。しかもほぼ数日のうちにである。阿鼻叫喚の地獄絵図が展開しているかと思うと無力な自分が悔しい。しかも政情の理由でアメリカからの支援を受け入れず、今後コレラの大量発生も危惧されているらしい。人命救助に政治も主義主張も関係ないと思うのだが。


            ただ最も憤慨したのは、これらの災害に対する自分の無力感ではなく、報道番組の節操のなさだった。何万人もの死者を出しているニュースを流しているかと思ったらその直後に、どこかの地方で妻の浮気に逆上し、別居して離婚まで成立させているにもかかわらずしつこく元妻をおいまわし、あげく車で体当たりして、体中をメッタ刺しにして殺したという事件。

            二人の子がいるにもかかわらず、このような殺人を犯した犯人は自分がやったなどとのたまう始末。本当にどうでもいい勝手にやってくれと思うしかないニュース。自然災害で生きたくても生きられなかった人々と比較してなんと贅沢でどこまでも自己中心的に生きている人間のことかと思いつつ、キー局で視聴率稼ぎとは言えあまりにもレベルの違うこの事件を並べてながす節操のなさに愕然としてしまった。
            2008.05.08 Thursday

            理由なき反抗

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              連休中に、「理由なき反抗」を観た。

              言わずと知れたジェームスディーンの名作映画だ。

              理由なき反抗という映画は、今から見ると古き良き時代の若者の葛藤に思える。新参者が仲間はずれにされたり、喧嘩したりするのも生身の人間が行っている感じで、現代の少年少女のネットを仲介した陰湿ないじめや犯罪とは異なっている。

              特に、ナタリー・ウッドが父親にキスされないことを悲しがる様子なんて、世の娘を持つ父親からすれば羨ましいくらいの仲良さ。

              いやー、美しくまとまった映画だった。

              理由なき反抗 特別版
              理由なき反抗 特別版
              ジェームス・ディーン,ナタリー・ウッド,ジム・バッカス,ニコラス・レイ
              2008.04.08 Tuesday

              映画・テレビ・映像作品のネット配信促進策は、「ネット法」か「管理事業者」かそれとも・・・

              0
                昨日(2008年4月7日)の日経新聞にこのような記事が出ていた。

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                 インターネット上でのテレビ番組や映画などのコンテンツ(情報の内容)流通を促進する議論が注目を集めている。成長市場との期待は高いが、俳優など数多くの権利者に了解を得る必要があり、現状では配信事業が軌道に乗っていない。打開策について知的財産権に詳しい弁護士に聞いた。
                ##########################################

                一応、専門知識を身につけ「デジタルコンテンツプロデューサー」の端くれである自分なりに解釈とコメントを述べてみたい。

                まず、「コンテンツ」と書かれてもなかなか一般的な共通認識は得られにくいかと思われるが、要するにここでは付加価値を持つ映像・音声・画像・文字情報のことを指している。具体例が映画やテレビドラマやアニメなどである。

                こちら、一人目の弁護士さんのご意見。

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                「ネット法」提唱者の一人。M&A法制、知財訴訟が専門。45歳。
                 ――先月、流通促進のための特別法「ネット法(仮称)」を有識者らと提言した。
                 「権利を集約して手続きを容易にするのが狙いだ。放送事業者、映画製作者、レコード製作者に新たに“ネット権”を付与し、改めて俳優や作曲家などの権利者にネット配信の了解を得なくても、作品を自社で配信したりネット事業者に配信させたりできるようにする。代わりにネット権者は、権利者らに収益を公正に分配する義務を負う」
                 「コンテンツには著作権だけでなく、商標権や意匠権なども含まれる。著作権法の改正だけでは対応が困難なため、特別法が適当と考える」
                 ――なぜ放送局などがネット権の付与先になるのか。
                 「収益の分配義務を負うため、権利者の特定や決済システムの整備などができる者でないとシステムが機能しない。放送局など資本力のある既存のコンテンツ事業者はその条件に合致している。ただ、ネット権者は、作品を使いたい者には必ず使わせるのが前提だ。自らの裁量では使う者を選べない制度にすることで、公平性を担保する」
                 「放送事業者、映画製作者などの定義は今後詰める。既存の放送局でなくても、自ら製作し放送するなどビジネスモデル次第では芸能プロダクションがネット法の放送事業者になる可能性もありうる」
                 ――法によらず、関係者間の自主的な契約を促すことで流通改善はできないのか。
                 「スピードを追求するには法整備など強制力のある枠組みが必要だ。ネットビジネスの進化は日進月歩。既に検索エンジンなどでは米国だけでなくアジアの企業にも後れをとっている。政府の知的財産戦略本部も指摘するように、二年以内に最先端のデジタルコンテンツ流通を促進する制度を整備しなくては取り返しがつかなくなるだろう」
                ##########################################

                ↑こちらの方の意見ですぐに気になったのが、「スピードを重視する」と「法整備が必要」というポイントを並べている点。これらは日本においてはまったくもって矛盾する概念であるのに「ネットビジネスの進化は日進月歩」といいながら、日本政府にそのスピードについてこられるような法整備が出来るかのような夢を抱いていらっしゃるようだ。立法のインセンティブについてはそれほど詳しいわけではないが、一般的に何かを規制するような法律は憲法に規定している何かを侵害するような場合になされるのだと思う。逆に産業が活性化されるのは、規制緩和の方向に法律が制定される時であると思う。ビジネスはあくまでWin-Winがなければ成立しないものなので、規制課だの法整備で産業が活性化されるというのは甘い気がする。

                ↓こちら二人目の弁護士さん。

                ##########################################
                ――ネットでのコンテンツ流通を促進させる方策は。
                 「法律で強制的に権利を一本化し、作曲家や俳優などが現在持つ他者の利用を了承・拒否する権利(許諾権)を奪うのは、知的財産に関する国際条約などに違反する可能性が高い。当事者が契約を結びやすくする仕組みをつくる程度にとどめるべきだ」
                 「テレビ番組や映画などのネット流通を活発にし、新たな収益を生み出すという目的自体に反対する者は少ないだろう。ただ、そのための方法論が立場によって違っているにすぎない」
                 ――具体的な仕組みは。
                 「現在は音楽や脚本など映像作品に含まれる著作物の権利は、複数の管理事業者に分散している。これらの権利を一本化して扱う管理事業者をつくるべきだ」
                 「新しい映像の管理事業者は、登録された番組や映画について、作品中の音楽など個々の著作物も含めて利用許諾や収益の分配ができるようにする。既存の管理事業者が請け負っている音楽作品などについては、システムを連携しても良いだろう。権利者らが映像の管理事業者に作品を登録するかしないかは自由に選べるので、国際条約が定める権利侵害にはならない」
                 ――自主的な登録にすれば、ネットでの利用を拒否する権利者も多いのでは。
                 「登録できずにネットに流せない作品が出るのは仕方がないだろう。ただ、実際に運用が始まれば、ネットでも流した作品とそうでない作品のどちらが収益をもたらすのかが明らかになるはずだ」
                 「仮に法律で俳優らの許諾権を強制的に取り上げても、番組、映画を作る際の契約で『ネット配信については別途交渉する』との一文を入れられると、権利者の意に反した流通はできなくなる。結局、権利者らが納得しない法改正は無意味になってしまう」
                昨年の日経弁護士ランキング知財部門で1位。文化審議会委員。59歳。
                ##########################################

                どちらかといえば、こちらの方がまだビジネスや産業活性化のポイントを理解していらっしゃるようだ。ハリウッドやシリコンバレーで法規制をしたから何か産業が活性化したという話は聞いたことがないが、権利者団体や権利管理事業者が現れることで、複雑な権利処理がスムーズになるといった話は聞いたことがある。JASRACなどもなんだかんだネット配信時代になっても、楽曲の権利者とその利益配分について対応できているようであるし。

                ↓こちらまとめの記事。

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                過去の番組の再利用進まず
                 地上デジタル放送開始やネットと放送端末の統合などが進む中、テレビ番組や映画のネット配信は有望市場になるとの見方は多い。しかし現状では、ネットで流すには脚本家、作曲家らだけでなく、俳優など実演家とも個別に利用交渉が必要。一人でも反対すると利用が難しく、許諾に手間やコストがかかっている。
                 実演家の権利を管理する団体は、「いつでも見られると俳優の人気をコントロールしづらくなる」などの理由からネットのビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスには慎重だ。利用を了承・拒否する権利(許諾権)が奪われれば「出演料などの価格交渉力が低下する」と警戒する。
                 放送事業者側の事情もある。映画製作会社は通常、劇場用映画の製作当初からDVDなど二次利用の契約を俳優らと交わす。ところが放送事業者は、放送による広告収入だけで番組制作の採算がとれる場合が多い。「高い出演料のかかる二次利用契約は敬遠してきたため、過去の番組の転用が難しくなっている」(政策研究大学院大学の岡本薫教授)という。
                 日本民間放送連盟(民放連)は、ネット配信拡大に向けて実演家団体と契約交渉を始めたが、「使用料が決まらず停滞している」(デジタル推進部)のが実情だ。
                 新法について、文化庁は「国際条約は実演家の許諾権を規定しており、外国の権利者の許諾権を奪うと条約違反の可能性が高い」と指摘する。一方、ネット法提唱者の相澤英孝・一橋大学大学院教授は「条約は権利を一カ所に集めることを頭から否定してはいない。どうすれば条約違反にならないか、まず検証が必要」と主張する。
                 経済産業省は「新経済成長戦略」で二〇一五年までにコンテンツ市場を〇四年の実績より五兆円多い十八兆七千億円に拡大することを掲げている。米国の市場は六十兆円規模と言われ、日本でも成長余地は大きい。
                 権利調整さえ成功すれば、ネットで既存のコンテンツを配信する事業は、低コストで新たな収益を生むことになる。どのような手段を選ぶにしても、問題解決には関係者の歩み寄りが不可欠だろう。
                (法務報道部 瀬川奈都子)
                ##########################################

                ↑こちら「俳優の人気をコントロールしづらくなる」などというのは、本当だとしたらなんとも情けない意見であり、プロデューサーの力量とネットやさまざまな媒体への露出戦略が出来ませんと言っているようなもの。ネットでの配信権を出そうが、マーケティング戦略はそれほど大きく変わるものではない。言いたいのは、不正コピーが出回るのを恐れているという技術的なものだろう。

                「権利調整さえ成功すれば」⇒「ネットで既存のコンテンツを配信する事業は」⇒「低コストで新たな収益を生む」というのには大いに疑問があるが、「過去の番組の再利用進まず」というのは事実だろう。

                最後に一番気になったのは、市場規模の話である。
                日本の人口が約1.25億人に対して、アメリカの人口が約3億人。
                こちら約2.4倍。
                アメリカのコンテンツ市場は、半分以上を海外から得ているので、国内市場は60兆円の半分30兆円弱と思われる。そうすると、2004年の日本のコンテンツ市場規模が13.7兆円と言っているので、アメリカでも人口比で同様のコンテンツ消費をしているとすれば約33兆円。実は日本のコンテンツは国内市場で見る限り、アメリカと同等の消費をされているので、結構優秀なのかもしれない。アメリカと同等の巨大産業にするには、海外での売上を作れるようにならなければならないということ。

                そうするためには、制作会社(Studio)の制作力・資本力がもっともっと強くなければならないが、日本の構造からして、民放5局の寡占放送局体制と、さらにそれらを牛耳る2大広告代理店が君臨している限り、制作会社の力は伸びていかないだろう。5大キー局と2大広告代理店による視聴率至上主義による広告費依存型の産業を何とかしなければ、法律を作ったところで映像権利管理事業者を作ったところで、とても米国型には成熟していかないだろうと思われる。
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