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2008.05.26 Monday

「パラダイス鎖国」という概念について

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    月間アスキー6月号を「携帯業界ラストバトル」という見出しで購入し、読み込んでいたところ、大学の頃からいつか飛び込んでやろうと思っているシリコンバレーの現状について書いてある特集が目に入った。

    その「シリコンバレーに学ぶ 特別対談」に書いてあったプチ変人のあたりを興味深く読んでいたところ、対談に出ていた「海部美知」「中島聡」のお二人が新書を出しているとのことで、早速購入。

    パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
    パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
    海部 美知

    こちら前々から自分が持っている問題意識「辺境日本」「ゆで蛙国家」という概念に、タイトル「パラダイス鎖国」が非常に似ている!

    こういった概念を実際に20年余りアメリカで生活している人がどのように書くのかと思いぱらぱらと読んでみたが、さすがスタンフォードMBA取得の現役経営コンサルタント。様々なデータを織り込みよく現状を分析されていた。そのなかには異論反論もちょこちょことあったが、何よりも「So what?」「で、どうしたらいい?」というところが書かれているところが良かった。

    アメリカが、州ごとに独立であるのような「合衆国」というシステムから成り立っていることが幸いし、様々な産業が様々な地域で新しく起こり、他の地域ではつぶされるような新しい産業も試されるというのも面白かった。

    こういったことは5月22日に大前研一氏が書いていた「日本を襲う官製不況」の記事と正反対の現象ではないかと思う。

    他の州では到底受け入れられないビジネスモデルと、別の州ではあっさりやってしまったり、規制でもどこかの州がやって別の州が見習ったり、同じ州内でもカリフォルニアなどは広大な土地柄から相反することを試してみて結果良かったら、そのまま採用されるといったことが起こっている。

    これは、今後のEU内でも起こるだろうが、日本では政府主導では絶対に起こらないだろう。だとしたら、「軽やかなグローバル化」を個人で行うようすすめているこの本の狙いは、唯一の突破口となるのではないかと思われる。

    いずれにしろ、まずは自分が実践してみようと思った。
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